(仮)双子の闇
Ⅴ
タタタタタタッ…
バンッ!
「うぉっ! びびった~…。 そんなに焦ってどーしたんだ、千夜」
「響……。 ちょっとこの部屋貸せ」
「なん……OK、どんくらいだ?」
「最低でも一時間」
「分かった」
ポンッ
響があたしの頭に手をあてた。
「お前も無理はするなよ」
優しく呟き、ポンポンとしてから理事長室から出ていった。
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