恋愛部☆番長組




「ああ、いえ!お構いなく...」



 い、いつもの俺様が

 普通の王子様に見えちゃうのは

 どうして......??



「俺は千春と部屋で、遊んできますんで」




「え、ええっっ!!?////」




 私、背中ぐいぐい押されてるんです

 けどおおお!!

 なんなの一体っっ!!



 パタンッ―――



 やっと私の部屋で二人っきりに

 なると、密はため息をついた。




「ねえ...今のなんなの??」



「...俺の実家が代々立花家の豪邸でな。
 俺が立花秀三の息子だって言ったら
 お前―――」



「え、えええっっ!!?」



 た、立花秀三ってあの一番大金持ちって
 
 テレビで言ってたあの―――...

 え?...ってことはその息子??



「えぇぇぇぇぇえええっっ!?」



「黙んねぇと口塞ぐぞ」




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