恋愛部☆番長組
ひ、密君から電話だっ!!////
内心ドキドキで嬉しくて、携帯に
耳を傾けると向こうから密の声が
聞こえる。
それだけで、こんなに嬉しいもの
なんだ、ってはじめて知った。
「今から30秒以内に俺の306号室に
来い」
「え―――っ...」
一言言われるとブチッと音を立てて
切れた携帯電話。
もう、なんなのよ!
「けど、言われたら行くしかないじゃん
か....///」
ドアを開けて密の元に行こうとしてた
ら意外な人と遭遇した。
「あれ?桐島じゃん、どこに行くの?」
あれ、この声は―――
「あ、風見君!うん。今から密君の所に
行くの///えへへ///」
「――――――...アイツ...」
ぼそっと風見の言った言葉が聞き取れ
なかった。