恋愛部☆番長組




 遊んだら....捨てる??



「じゃ、俺はジュース買いにきただけ
 だから帰るね♪」




「あ、うん...」



 
 風見君の後ろ姿なんか見れないほど

 密君のことを好きになっていたなんて、
 
 自分で自分が恥ずかしくて。




 ―――っ泣いちゃ、だめ...




「や、やだ涙、がっ......ううっ!」 




 
 ああ、そうだ。


 密くんはそういう人だった。


 たまに見せる優しさに誤魔化されて
 
 たんだ――――...



 意地悪で、俺様で、

 誰からももてていて

 ―――...かっこよくて――――...




 私はただ――――...









 そんな密君に恋してたんだ――――...



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