恋愛部☆番長組
「いや?別にいい。それより―――.....
千春見かけなかったか??」
「千春ちゃん??見かけたよ~。なんか
俺が密の過去のこと言ったら千春ちゃ
ん真っ青になって部屋に入っちゃった」
俺の.....過去を??
全身がドクンッと脈打った。
千春にそんなこと聞いて欲しくないと
ばかりに胸が叫んでる。
「しかもさ~、千春ちゃん。寝顔がすごく
可愛いんだよね~♪なんか得した感じ?」
ドン、と風見を壁に追い込む。
「お前...........千春になにをした?」
なんで、こいつが千春の寝顔を知って
んだよ....
俺だって見たことねえのに、なんで
こいつは知ってる??
――――――コワセ――――――――
俺の中のもう一人がそう言ってる。
―――――コワレテシマエッ!!――――
「...ちょっとね♪」