恋愛部☆番長組





「寂しかったか?」



 にやっと笑う密。



「さ、寂しくなんかないもんっっ!///」



 つい、嘘を言ってしまう私を見透かし

 ているようで少し寂しい。



 
 
 ...たまには、密君も言ってよ。



「密君は?....寂しかった??」



 恥ずかしいのをこらえて言うと密は

 何も言わずに私を抱きしめる。



「~~~っ....これでいいんだろ?」



「な、なんでそうなるのよっ////」



 けど、嬉しい。

 抱きしめられてると居心地がいいから

 つい私も抱きかえす。




 
「寂しかった」



「...え?」



「~~っ...寂しかったって言ってんだ
 ろーがバーカ。聞けよ」


 ドキッ――――



 

< 137 / 352 >

この作品をシェア

pagetop