恋愛部☆番長組





「で、千春は?」



「え?何が??」




 梓はにやにや笑って「またまた~」と

 私をはぐらかす。



「昨日あの秋原君と一緒に下校してた
 じゃない!あれどーゆーこと~?」



「あ、あははは...」



 バレテル。

 ...仕方ない。



 昨日から、付き合うことになったと

 言ったら、すぐに「ええ~~!?」
 
「ずるい~!」とかなんとか。





 仮の彼氏なんだけどね。

 梓ってば話しの続き聞かないし...。




 そうして、話し合っていると

 学校へついた。



「おはよ~!千春ちゃんっ♪」


「きゃっ!」



 私がクラスに入ろうとしたら、向こう

 から走ってきてがばっと抱きめてきた。




 び、びっくりした~...。




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