恋愛部☆番長組



 
 洋服をかしゃんと戻してじっと千春を
 
 見つめる。




「...僕、千春ちゃんの彼氏だよ?
 秋原君なんて言わないで。僕君より
 年下なんだし大地って呼んで?」



 じ、自分で言ってても

 なんか恥ずかしいよ~!///



「えっ―――....///」




 あれ。

 千春ちゃんも、

 もしかして

 恥ずかしい、のかな?





 顔が赤くなって下を向く千春ちゃんに

 僕は更にドキドキした。




 赤くなってる千春ちゃんも

 かわい――...っっ!!

 うっ...また心臓が跳ねた...。

 僕、どうしたんだろ―――...?



「だ、....大地...君」



 ぼそぼそと声は小さくなっていくけど

 名前を呼んでくれたことが嬉しくて

 思わず



 千春ちゃんを


 抱きしめていた。




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