恋愛部☆番長組




 そして、バスは“立花島”について

 みんなバスから降りた。



「おお~!ここが立花島~~っっ!?
 すご~いっ!」



「フッ。俺の金で立てた島だ。存分に
 味わえ」


「...どうやって??」




 早速、海が近くにあるので遊ぶことに。

 だけど私はもう帰りたい気分で。




 はあ...。

 やっぱ来るんじゃなかったかも。




 一様水着に着替えてはみたものの、

 遊ぶ気分なんておこらない。

 立花君と天野君はビーチで優雅に

 寝てるし。


 大地君と風見君は海でわいわい

 遊んでるし。


 
 藤村君は――...どこかに行ってる

 みたいだし...。



「のど渇いたかも...」



 そう言うと「やる」と上から声が。



「藤村君っ!」



 意外でびっくりしたから「うん」と

 言って、冷えたカルピスサイダーを

 もらった。


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