恋愛部☆番長組
~大地side~
「わ~いっ!温泉温泉~♪」
「わ、バカッ飛ぶなっ――――...」
バッシャーンッ!!
「...ぷはぁっ...!!気持ち~!」
お風呂の中にダイブして藤村と
水鉄砲なんかして遊んでいると、ふと
天野のことを思い出した。
「?大地?どうした??」
「え!?あ、いやなーんも♪じゃ、次
僕の番だねっっ!それっ!!」
「うおっ!やったな~!」
なんでだろ。
遊んでて楽しいのは確かなのに、
全然たのしくないや。
僕、どうしちゃったのかな??
「...大地、お前、熱かなんかあるのか?」
「え?」
心配そうに藤村は俺を覗き込む。