恋愛部☆番長組
ドクンッ―――
え...。今、大地君が、私の名前を、
呼び捨てで、呼んだ??
「ど、どうしたの大地君!!急に呼び捨て
で呼ぶからびっくりしたよ。も~...」
照れ隠しでわざとらしく私は言う。
「...傍にいてほしい。ダメ?」
ぎゅっと手を握られ、見つめられる。
その瞳でじっと見つめられると、私は
言葉が、でなくなる。
「あ....うん」
「そっか...いいよ。ごめんね。迷惑
かけて―――」
「め、迷惑とかじゃないよっ!いいよって
言ったの!」
「ねえ。私もいるんだけど....元気なら
教室に戻ってもらうわよ??」
途中、声が入ってきて私たちはとっさに
手を離した。
~~~っ!!///わ、私ってば///