恋愛部☆番長組
はぁ...なんか行きづらいな。
梓がその気がないとしても、大地君の
方が気があったりしたら、
...嫌だし。
扉の前で足が止る。
目の前には“恋愛部”と書かれていて
ドアノブを握り締めた。
「?千春入らないの??」
「えっ!?ううんっ」
ガチャっとドアを開けると、みんなが
こっちを向いた。
「おう。遅かったな千春。今まで
何処に――...誰?そいつ」
「は、はじめましてっ!!私千春の友達の
森宮梓ですっ!!///」
近くの黒いソファに寝転がってる立花
に梓は顔を赤らめて挨拶した。
「梓ちゃんか~♪可愛い名前だね~」
私と初めて会った時のように天野は
そっと梓のあごを持ち上げた。
天野君って...初めて会った人に
毎回そんなことしてるんだ...
天野君って...意外と、軽い人?