恋愛部☆番長組




「...はい?」



 くるりと振り返る。



「お前の弁当持って来いっつってんの。
 彼氏と彼女なんだし当然だろ?」



 なんかムカツク。

 大体朝の事だってパン横から取って
 
 私の朝食がコイツのせいでなくなった

 んだからねっっ!?

 


「ほら、金貸してやるから買って来い」




 わっ―――...


 
 ぽいっと投げられたお金を見事キャッチ。



 
 ...どうして、そんなことまで立花君に

 されなきゃいけないの?

 私は恋がどういうものか知りたいだけ
 
 なのに、あなたの命令を聞かなくちゃ

 いけないのっ?!




「~~っ返すっっ!!」



「あ....?」
 
 

 ピクッと立場なの眉が動いた。



「私、あなたの使いじゃないんだからっ!
 そりゃあ仮の関係だけど...もう少し
 優しくしてくれてもいいじゃないっ!」



 あ、あれ。私今何を――――...
 

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