恋愛部☆番長組

発覚した事実





「大地君っっ!!!!」




 何がなんだかわからなかった。

 ただ、ドサッと音がしただけで

 地面には、血がついてる。




「ぐっ―――....こ、ないで」



「バカッ!!何言ってるのっっ!!」




 すぐに駆け寄って、大地をひざの上に

 抱き起こした。


「...ハハッ..千春ちゃん、だけには知ら、
 れたく、なかっ..たんだけど...ね...」



「喋らないでっ!!今救急者呼ぶからっ!!」




 どうしてこんなこと黙ってたの!?

 なんで私に話してくれなかったの!!

 
 なんで...

 なんで...っ!?どうして!!




 わけがわからなくなって混乱してると

 大地君は私の頬をぐったりとした手で

 触った。



「な...かない...で、千春、ちゃん... 
 僕が守るから」



「あ...」



 私の頬には涙が流れてて、大地君の

 手をしっかりと握った。




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