恋愛部☆番長組





 ~千春side~





 
 別れる、なんて言うから寂しかった。

 悲しかった。



 とても、つらかったよ...。

 


 大地が、どこかにいってしまう気がして

 私は不安になる。



 
 大地君...

 大地君...

 大地君...




 知ってる?

 私授業中はずっと大地君のことで

 頭がいっぱいで先生に怒られたの。





 私はもう、大地君がいないと

 ダメなの―――――....



「はぁ...」


「お?どうした?ポエム??」



「きゃあっっ!!」




 お昼に入る前、直前に私が書いた

 ノートを横から覗き見してる武田。

 

 そして、チャイムが鳴った。


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