恋愛部☆番長組




 学校にいても、隣に大地君がいないと
 
 私はつまらなくて


 
 たまに、相談に乗ってもらってる。



「千春~お昼食べよ~っ...ってええっ!
 千春まさかこいつに乗り換えたんじゃ」


「「ないない」」


 
 私と武田君がハモってクスッと笑った。




「あ~、もうすぐで11月か~。なんか
 早くない??」



「うん...そだね」




 今年はいろいろあったし。

 ...大地君に会えたもんね。


 ?あれ、電話だ。



「はい、もしもし?」



『あ、もしもし。あなたが千春ちゃん?』



「え?あ、はい...」



 誰だろこの人??


 

 声は女性で中年ぐらいのおばさん。
 
 私には聞き覚えの無い人だった。




 だけど、その話を聞いたとたん、

 私は教室から飛び出した。



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