恋愛部☆番長組
学校から病院まで、結構な距離でも
私はタクシーを使い病院へと向かった。
「じゃ、5500円になります」
「はいどうもっ!!!」
さっさと料金を払って病室へと
足を動かす。
...わ。患者さんばっかり。
病院の中は走れないので歩いて
面接の人に尋ねた。
「すみません。秋原さんっていう
患者は....」
「秋原さん?秋原さんなら322号室
におられますよ~」
「そうですか。ありがとうございます」
私はエレベーターを使って2階に
あがった。
322号室...322号室...。
探していくと、322号室があった。
だけどその前に両親と思われる人が
二人、そこのイスに座ってこっちを
向く。