恋愛部☆番長組
「い、嫌です!!どうしてそんな言い方
するんですか!?まるで、まるで
大地君が死んじゃうみたいな―――...」
「大地は死ぬんですよ」
ドクンッ――――
ダイチクンガ、シヌ....??
「わ、私、そんなの絶対嫌です!!」
「千春さっ―――」
322号室に、ドアを閉めて入ると
「まる聞こえだよ」と笑う大地君が
横に寝転んでいた。
きゅううっ――――
そんな笑い方、しないで...
いつもみたいに笑ってよ...っ!!
「どうしてっ―――...どうして教えてくれ
なかったのっ!?あの時だって―――」
「言ったでしょ?...君に、知られたく
なかったって」
ゆっくりと上半身を起き上がって
空をみつめる大地。
そんな大地をこれからもみられなく
なるって思ったら――――...