恋愛部☆番長組
未来へつながる
~千春side~
「.....嘘...嘘嘘嘘っっっ!!!!」
ばたっと日記帳を落としたまま、私は
何処にもいない大地を探した。
「大地君どこっ?!何処にいるの?!
返事くらいしてよっ!!」
日記の最後には、こうつづられていた。
『PS.千春ちゃん、ごめんなさい。
僕は、君の知らない遠いところに
行きます。
心配かけて、ごめん。
アハハッ!今さっきからごめん
しか言ってないや。
...だけど、
もし君が、仮の彼氏としてじゃなくて
僕のこと、好きだった??
僕は、千春ちゃんのこと好きだったよ』
「ずるい...ずるいよこんな手紙残す
なんてっっ―――...ずっ.........
許さないんだからっっ!!」
泣きながら病院の中や、町をさ迷った。
私の近くにまだいる気がして、
大地くんだっ、て追いかけたら
違う人で....。