恋愛部☆番長組





 はた、と目を留めた。




「~~っっ大地君っっっ!!!」




 何度この名前を呼んだろう。
 
 手を振ってる大地の姿を見つけ
 
 


 急いで駆け寄った。



「大地君っ、大地君っっ!!」




 だけど、もう

 大地はそこに



 いなくなっていた。




 せっかく、

 せっかくもう一度会えることができたのに




 手を振ってくれたのに

 
 大地君は、



 もう





 いないんだ――――――――...






 あれは、私の幻だったんだ―――――....







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