恋愛部☆番長組
いろいろ校内を見て周ると、大地君と
一緒にいた日々を思い出して、
また、
涙がこみ上げてきてしまう。
「....大地、君っ.....」
気づくと、私は恋愛部のドア前にいた。
いないとわかってるのに、足が勝手に
手が、動いてしまう。
「失礼しま――――」
パパパパーンッッ!!!
えっ!?
心臓が跳ね上げてなにがなにやら。
「卒業おめでと~~!」
「ああ、おめでとさん」
「ねえ。これやる意味あるの?」
「やるから盛り上がるんだろ!!」
「面倒くさい...///」
凪ちゃん、立花君、天野君、風見君、
藤村君.....。
そっか。やっぱりいないよね...。