恋愛部☆番長組




 バンッ――――


「大地君っっ!!!!」


「わっ!!びっくりした~...」



 大地君だ...。

 大地君が帰ってきたんだっっ!!



「うわっ!!」



 大地の元に走って、大地に飛びついた。




「バカッッ!!」


「....ご、ごめんなさい...」

 

「なんで最後のメールがあれなの!!
 私、死んじゃったんだってずっと
 思ってたんだからっっ!!」



「...本当に、ごめん」
 




 きゅううう。

 


 大地君の声だ。

 だけど、少しだけ声が低くなってる。

 それに、前よりまた背も伸びてて
 
 私なんか及ばないくらい、

 
 
 かっこいい。



「ただいま。千春ちゃん」




 ほら、また胸がきゅううってなる。


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