恋愛部☆番長組



「りんごみてぇ。こいつどうしたの?」


「さあ?」


 嘘っ!!顔赤い!どうして??


 頬に手を触れると確かに熱い。
 しかも心臓はまだドキドキしてる。


「可愛い~♪千春ちゃんっ!!食べていい?」

「よ、よくないっ!!////」


 ガリガ〇君を食べかけの大地がにへっ
 と笑って言うけど、私が拒むと
 一気にへこんでがつがつ食べ始めた。


「ぶはははっ!!振られたな大地」

「うるさいっ!!」


 相変わらず仲のいい人達。
 くすっと笑ってるとなんか熱い目線 
 感じて隣をみた。


 ?今、天野君私のことみてた?
 ...気のせいだよね。



 すんっと匂うと、台所からいい匂いが
 漂う。



「あれ?誰か料理作ってるの??」


 聞いてみると雑誌を座って読んでいる
 風見君が答えてくれた。


「あー、藤村だよ。あいつ料理のことだけ
 はうまいから。あとは不器用だけど」


「へぇ...」



 藤村君って、料理できたんだ...。
 

「なんだよ。俺が料理作ったらいけない
 のか??」



 不機嫌そうに台所からこっちに来た
 藤村をみてぎょっとした。


「ふ、藤村君それっ...」


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