恋愛部☆番長組
高校3年、とうとう俺の年も18に。
両親は離婚。
というより、母親は死んで父親と俺
二人だけの家族になって
すんでた家にも、とうとうピリオドが
きたときだった。
「雄大。お前、新生活してみないか?」
父親の勧めでいい物件がある、と聞いて
新しくその家に住むことになった。
新築っぽいけど、前に誰かが住んでいた
ようだった。
条件ぴったしの住みか。
まさに俺にぴったりだった。
3年から違う学校に新入ってのもあり、
そう考えた俺はそのまま新しい町を
受け入れてそのまま何も苦労せずに
ただ町に住んでた。
ただ困ったのは、隣に住んでいる女の子
がしょっちゅう家に来ることだけだった。
それ以外は何も問題ない。
もともと俺は頭も優秀なほうで常に
トップ。
何事にも飽きた目をしていたような
奴だったらしい。
そこでまず出会ったのが千春だった。
まだ、10歳くらいの小さい女の子。
遊び相手ができてとても嬉しそうに
いつも
“また一緒に遊ぼうっ!!”
と言って俺が何処にでも連れまわして
遊んでいた。
「ゆーちゃんは友達がいないの?」
「うん。そうだね。いないって言えば
いないんじゃないかな?」
俺がそういうと君は