恋愛部☆番長組




「わっ―――!!」

「うわわっと―――っ!」




 ドン、とまるで少女マンガのように角
 
 で誰かとぶつかる。





「す、すみませ―――...」

「ごめんねっ!ちょっと急いでて...」




 ん?よく見ると可愛い男の子だな...。

 肌がつるつるしてて...

 女の子より綺麗なんじゃっ――!?




 今の衝撃で鞄を落としてしまった。



「あ、ごめんね!?はい鞄。大丈夫?他に
 怪我は!?」



「あ、大丈夫...」




「よかった!」





 ドキッ――




 何だこの子。

 可愛く笑うんだなあ...。




「じゃ、僕急いでるんで!また!」




 あ...行っちゃった...。



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