恋愛部☆番長組



 バンッ――――!!




「そこまでだっっ!!」



 警部の一人が警察となのり、ぞろぞろと

 中に入ってくる。




「な、なんだなんだっ!?」



「貴様っ―――...?!」




 フン。俺をなめんなよ?

 三人とも顔を整形してまでそこまで

 女と遊ぶなんてバカな奴らだな。




「チラシで貼っていた3人の顔を、俺が
 知らないとでも思ったのか?ゲス野郎共」



 バカみたいに3人ともあっさり捕まって

 堅苦しそうな警察が「ご協力、ありがと
 
 うございました!」と言って、恥ずかし

 そうにそそくさと出て行った。




 ?.....ああ。あいつのことか。



「たち..ば、なく―――...?」



 
 ベッドにぎしっと座って、千春の頭を
 
 ぐしゃぐしゃと撫でる。



「――悪かったな。駒に使った。これから
 お前の好きなとこにつれてってやるから
 それで勘弁しろっ」



 怖かったよな。そうだよな....。


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