恋愛部☆番長組




 けど、どうして今さっきから時計を

 ちらちらみてるんだろう―――...


「じゃ、そろそろ帰るか」



「あ、うん」




 
 赤く染まった夕日。

 もやもやしてるといつの間にか立花君

 と差がひらいてた。




「?おい、隣歩けよ」



「あ、うんっ!」



 タタタッとそばに駆け寄って隣を歩く。

 

「で?今度は何」




 み、見抜かれてるっっ!!?

 ここは、正直に言おう...



「うん....その、どうして時計、ちら
 ちら見てるのかなって、思って...」



「フーン...やきもち?」



 かああっと顔が赤くなるのが自分でも

 分かる。



 
「フッ。可愛い――...」



「えっっ―――...!?」



 
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