恋愛部☆番長組




「?―――.....っ!!//////」



 あ、あの立花君が、照れてる。




「俺、今口にだしてた?」



「う、うん」



「...マジかよ...////」




 がしがしと恥ずかしそうに頭をかく

 しぐさに、キューッと締め付けられる。




 何、コレ。


 胸が苦しい...。




「なっ、何で泣いてんだ?俺何かしたか?」



「っ――ううん、ごめっ――...」 




 えっ――...?



 ふわっと抱きしめられる。


「泣くなよ...お前が泣くと、俺も――」




「「あ~~~~~っっ!!」」




 ちっ、と立花君は舌打ちして私を離す。

 もう少し、抱きしめられてたかったと

 少ししょ気てる私の頭を撫でて。


「...また後でな」


< 37 / 352 >

この作品をシェア

pagetop