恋愛部☆番長組
「あ、そだ。りんご買ってきてやったから
剥いてやるよ。ありがたく思え」
え?立花君が私にりんごをむくなんて
...どういう心境の変化?
かざかさと袋からりんごを取り出して
手持ちに持っていたナイフでがりがり
と剥き始めた。
...立花君...
すっごく不器用じゃんっっ!!
わーっ!どうしよう...
言ったほうがいいのかな?
「って―――...切っちまった」
「あ、血がっ!」
だらだらと流れている血を見ていたら
思わず私は立花君の指をぱくっと加え
ていた
「――――...大胆だなお前」
「う、そうかな?」
熱のせいだとおもうけど...
頭がぽ~っとする...
「あ~...マジでやばいな。ドキドキする」
「え?あ、ごめん!///」
何やってんの私っ!