恋愛部☆番長組
「...それに、いつまで俺の名前“立花君”
なわけ?そろそろ名前で呼ばないと、俺
何しちゃうかわかんなねえよ?」
くすくす笑っているのに、今さっきとは
違う少しダークの入った笑い方。
まるで、私を試すかのようにくいっと
私のあごを持ち上げて顔を近づける。
た、立花君顔がちか――っ...////
や、またキスされるっっ!!/////
た、ちばなく―――――....
「ワンッッ!!」
「っち。なんだよ凛。いいとこなんだから
邪魔すんなって...」
ほっ――――....
ほっとしたような残念のような気持ちに
なって体がへとへとになった。