恋愛部☆番長組




 私、立花君に倒されてる。

 立花――...密と、キス、してるんだ...。





「んっ――――...!」



「..っ千春―――...」



 そんな甘い声で私を呼ばないで。

 そんな顔で、私を見ないで...

 私は―――――...







「やっぱりダメっっ!!」



 両手で立花の顔を押さえて私は拒
 
 んだ。



「おしゃべりな口だな...塞ぐぞ?」



「もうっ!今日はメールに助けてって
 書いてあったからきたんだからね!?」



 
 倒されたまま私は怒りをぶつけると

「そうだっけ?」とふざけた答えが
 
 返ってきた。



「もう!用がないなら私帰っ―――...」



 ここから出ていこうと立ち上がったら

 後ろから抱きしめられた。



「...帰るなんて言うなよ」





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