恋愛部☆番長組
台所に立つと後ろから痛いほど視線が
突き刺さる。
「な、なに?」
「いや...エプロン姿をしたらもっと
エロくなるのにって考えてた」
「もう!///知らないっ!///あれ?
密君、カレー余ってるけどコレ、
食べないの??」
「あ?あ――...別にいいんじゃね?
俺そのカレー、食べたくねえし」
そっか。
なんだか分からないけど、
勿体無いな...
「じゃあ私が食べようかな―――」
「っ、触るなっっ!!」
カレーに触ろうとしたら突然
怒鳴られてしまった。
ど、どうしたの??密君―――....
目つきが怖い。
ぐっと何かを堪えたように私の目を
逸らしてすたすたこっちに歩いてきた。
作られていたカレーの鍋を持って
台所にバシャッと捨てている。
「な、なにしてるのっっ!?」