恋愛部☆番長組




 ドアを開けるとそこはもうごゴミ屋敷。

 ぐちゃぐちゃと散らかっている。



 
 うわ...汚なっ...!




「ごめんね~!今片付けてたんだけど

 なかなか片付けれなくって~」




 可愛い女の子だな...。



「ぐえっ――――...」



「えっ―――っ?!!」




 一歩進むと、何かを踏んでしまった

 らしい。




「~っ...誰だ。俺の睡眠を邪魔した奴

 は...お前か?凪(ナギ)...」




 むくりとゴミの中から起きたその人は

 頭をガシガシかきながらゆっくりと

 立ち上がる。




「はあ?違いますぅ~。その子!今回の

 依頼者さんだって~」




 うっ...睨まないでよ...。




「まあとりあえず紹介しとくから、この

 ソファに座ってくれる??」



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