恋愛部☆番長組
だけどあれから、少しずつ密君の私を
見る目が変わった気がする。
まあ、俺様なとこはあんまり変わって
ないようだけど。
「えへへ♪楽しみだな。遊園地の後に
花火、見れるなんて!」
「お前花火好きなのか?」
「うん、だいすきっ!///」
はっ!
....今のって。
「...わざと?」
「あ?なんのことだ?」
絶対わざとだ!
とぼけた振りしたって分かるんだから!
この数ヶ月どれほど見てきたと思って
るのっっ!
「そろそろだぞ」
「え?あ、ほんとだっ!!」
「おーい!千春~!立花く~んっ!早く
早くっ!」
遠くで梓が手を振っていて、その隣に
かなり不機嫌そうな武田君と一緒に浴衣
姿で待っていてくれた。