恋愛部☆番長組
「あ?何だって?聞こえねえ」
私は、恥ずかしいのを飲み殺して思い
きって言った。
「私じゃなくて梓と一緒に..........
行ったから/////」
後から恥ずかしすぎて声が小さくなる。
何を言われるかドキドキしていたら
フッと口角を上げる立花。
「素直にはじめからそう言ゃあいんだよ」
そういって、私の髪の毛をぼさぼさに
なるまで撫で回す。
せ、せっかく髪の毛セットしたのに!!
けど...
このまま私だけからかわれて終りなんて
しゃくだから私も言い返してやろうっ!
「...じゃあ、密は私と武田君を見て、
なんとも思わなかった...?」
“男は上目遣いをされると弱いのよ”
梓の言葉を思い出して、私も上目遣いを
してみた、ら――――
「~~~っっ!!お前...それ武田にも
そんなことしたのか...?」
「えっ!?そ、それって...?」
ドキ、ドキ、ドキ――――