お前のすべてを愛してやる【完】
「大倉くん、変な子でしょ。嫌いになった?」
キッチンから手を拭きながら、美和が来て言った。
「いや、嫌いにはなってないですけど」
「そう?良かった。色々と大変だと思うけど、頑張ってね?」
美和が微笑んだ。
「そうですね、大変そうです。色々と…」
衣月は苦笑した。
「ねぇ、何の話してるのー?」
亜矢乃が走って輪の中に入った。
「ん?亜矢乃の話だよ」
「え?わたし…?」
衣月の言葉に亜矢乃は首を傾げた。
キッチンから手を拭きながら、美和が来て言った。
「いや、嫌いにはなってないですけど」
「そう?良かった。色々と大変だと思うけど、頑張ってね?」
美和が微笑んだ。
「そうですね、大変そうです。色々と…」
衣月は苦笑した。
「ねぇ、何の話してるのー?」
亜矢乃が走って輪の中に入った。
「ん?亜矢乃の話だよ」
「え?わたし…?」
衣月の言葉に亜矢乃は首を傾げた。