お前のすべてを愛してやる【完】
それは2日前のこと。



亜矢乃は熱を出して学校を2日間休んだ。



「高田さん、神崎さんと仲良いよね」



「え、あ、うん。友達だから…」



突然、話し掛けられたこともなかったクラスの子に話し掛けられた。



「神崎さんのあのブツブツ気持ち悪くないの?」



「え?でもあれは日光のアレルギーなんだし、気持ち悪くないよ?」



亜矢乃は沙智子にも、ちゃんと説明をしていた。
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