お前のすべてを愛してやる【完】
気付けば、亜矢乃は手首にカッターの刃をあてていた。



そして思い切り刃を押し付けようとした時。



「……っ、ダメ…。こんなことしたらお母さんにバレちゃう…」



亜矢乃は傷つける寸前で我に返った。



そして頭の中でこんな妄想をした。
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