呪島~ノロイジマ~
「避妊具よ。避妊具……」


「ヒニング……? あっ!?」



「用意してないんでしょ? コンドーム」



「いや……だって、そんなつもりじゃなかったし……」



「分けてあげるわよ。一応こんなこともあろうかと、いっぱい持ってきたから」

「あ、有難う……って、あれ? 結城さんって、まだそういう経験ないんじゃ……」



「うん。ないわよ」


瞳は少し恥ずかしそうに言った。


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