呪島~ノロイジマ~
この建物の南側は、少しなだらかな土地があってから、緩やかな斜面になり、

西側にある早紀と祐次が登っていった山道へと続くのだが、

反対の東側は、家のすぐ側まで山がせまっている。


その山と家の間から、こちらを覗いている目が見えた。



目と目が合って、すぐに建物の裏に顔を隠したのは……




間違いない……。

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