呪島~ノロイジマ~
健介は腹を括って中へと進んだ。
(あっ、そうだ)
ポケットから携帯電話を取り出して、カメラの撮影用ライトを点ける。
直線的な光なので、全体的には明るくならないが、無いよりは数倍マシだ。
ゆっくりとドキドキしながら歩を進める。
健介の頬を潮風が撫でた。
そして聞こえる波の音。
この洞窟は、どうやら海につながっているらしい。
入口から10mほど進んだところで、足元が濡れていた。
(あっ、そうだ)
ポケットから携帯電話を取り出して、カメラの撮影用ライトを点ける。
直線的な光なので、全体的には明るくならないが、無いよりは数倍マシだ。
ゆっくりとドキドキしながら歩を進める。
健介の頬を潮風が撫でた。
そして聞こえる波の音。
この洞窟は、どうやら海につながっているらしい。
入口から10mほど進んだところで、足元が濡れていた。