呪島~ノロイジマ~
二社のテレビ局のうちの一社が、ちょうどワイドショーの本番に入った。
ディレクターからの情報が局に入ると、すぐにスタジオと生放送が繋がる。
「夜泣島の江原さぁ〜〜〜ん」
キャスターに名前を呼ばれて、リポーターがマイクを持ってカメラを見た。
「はい。江原です。なんと大変なことが起こりました」
「大変なこと……また新たな事件でしょうか?」
「いえ、違います! なんとですねぇ、今回の一連の事件に関係していると思われる霊がカメラに映ったんです」
「え? れい……? れいとおっしゃいますと、島民の方たちが言っている幽霊のことでしょうか?」
「そうです。この奇怪な一連の事件は、幽霊の仕業だと島民は言っていますが、
何とですねぇ、その霊を我々のカメラが捕らえたのです」
「本当ですか!?」
「はい。そしてですねぇ、その正体も分かったんです」
江原は目を輝かせて熱く語った。
ディレクターからの情報が局に入ると、すぐにスタジオと生放送が繋がる。
「夜泣島の江原さぁ〜〜〜ん」
キャスターに名前を呼ばれて、リポーターがマイクを持ってカメラを見た。
「はい。江原です。なんと大変なことが起こりました」
「大変なこと……また新たな事件でしょうか?」
「いえ、違います! なんとですねぇ、今回の一連の事件に関係していると思われる霊がカメラに映ったんです」
「え? れい……? れいとおっしゃいますと、島民の方たちが言っている幽霊のことでしょうか?」
「そうです。この奇怪な一連の事件は、幽霊の仕業だと島民は言っていますが、
何とですねぇ、その霊を我々のカメラが捕らえたのです」
「本当ですか!?」
「はい。そしてですねぇ、その正体も分かったんです」
江原は目を輝かせて熱く語った。