呪島~ノロイジマ~
早紀は店の外にいた。
輝之に続いて、店の中に入ろうとした瞬間に、何かの気配を感じたからだ。
周りを見回すが、これと言って変わったところはない。
でも……
何かを感じるのである。
人の視線のような……
それは今来た方向とは反対の、山に向かう道の先からだった。
輝之に続いて、店の中に入ろうとした瞬間に、何かの気配を感じたからだ。
周りを見回すが、これと言って変わったところはない。
でも……
何かを感じるのである。
人の視線のような……
それは今来た方向とは反対の、山に向かう道の先からだった。