呪島~ノロイジマ~
「えっ、いや、そうじゃないの。そうじゃなくて……」
「じゃあ何?」
美絵に目を見つめられて、早紀はどう答えようかと迷った。
「一応OKは貰ったんだけど……」
「何? 何か条件付?」
「それが……うちのお母さんがね。女の子だけじゃ心配だから、祐次も連れて行けって……」
「はぁ?」
美絵は呆気にとられて早紀を見つめた。
「そりゃあ早紀と由梨はいいけどさぁ……
相手がいない私って、逆にお邪魔虫みたいになっちゃうじゃん」
美絵が口を尖らせる。
「だよね……」
早紀は顔を引きつらせた。
「あっ、でもさぁチャンスじゃん美絵」
「え? チャンスって何が?」
由梨に振られて美絵は眉をしかめる。
「だからぁ、山崎くんを誘えばいいじゃん」
由梨は目を輝かせた。
「じゃあ何?」
美絵に目を見つめられて、早紀はどう答えようかと迷った。
「一応OKは貰ったんだけど……」
「何? 何か条件付?」
「それが……うちのお母さんがね。女の子だけじゃ心配だから、祐次も連れて行けって……」
「はぁ?」
美絵は呆気にとられて早紀を見つめた。
「そりゃあ早紀と由梨はいいけどさぁ……
相手がいない私って、逆にお邪魔虫みたいになっちゃうじゃん」
美絵が口を尖らせる。
「だよね……」
早紀は顔を引きつらせた。
「あっ、でもさぁチャンスじゃん美絵」
「え? チャンスって何が?」
由梨に振られて美絵は眉をしかめる。
「だからぁ、山崎くんを誘えばいいじゃん」
由梨は目を輝かせた。