海と空の繋がり
仕事が忙しいから、空と一緒に居たいから。
心の中でそんな言い訳をして、あまり母と話す時間を作らなかった。
前はよく色んな話をしていたのに。
申し訳ない気持ちと、母の温かい愛情に涙が出そうになった。
『お風呂入ってもう寝るね。食事はちゃんと予定あけとくから。』
そのままお風呂場へと向かった。
お母さん、ごめんなさい。
私をここまで大きくしてくれたのはお母さんなのに。
これからは、もっともっと大切にするからね。
そう心の中で誓ったけれど、私は母を悲しませてしまう―――。