海と空の繋がり
助手席に乗り込み、私は空に抱き着く。
『空…会いたかった。』
「俺も。」
きつくきつく抱きしめ合う。
「とりあえず、車出そうか。」
『うん。』
あてもなく走り出す。
久しぶりに会った空は私の大好きな空のままだけど。
少し痩せたようにも見える。
会わなかった間に何かあったのだろうか?
結局空の家に行き、私達は愛し合う。
いけない事だとわかっていながら、止める事は出来なかった。
だって、こんなにも私達は愛しているんだから―――。