海と空の繋がり


まっすぐ自宅には帰らず空の家へ。


ピンポーン


チャイムを鳴らすが出て来ない。


まだ母と会ってるのかな?


ドアの前で少し待っていると、


「海?」


空が帰ってきた。


『なんか、まっすぐ家に帰る気にならなくて。』

「そっか。入って。」


鍵を開け中に入る。


空はソファーに座る私の前にコーヒーを出してくれた。


『お父さんのイメージってもっとおじさんだったんだけど、意外と若かった。』

「父さん、今40歳だったかな?」

『えっ?』


ビックリした。


だって、母は今47歳。


父が母より7コも下だったなんて。
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