海と空の繋がり
・縮まる距離


飲み会の後は、土日でお休み。


母は仕事があったけど、私はだいぶゆっくり過ごしていた。


そして、月曜日。


いつも通りに出社。


始業までは少し時間があって、デスクを片付けていると、


「海、おはよう。」

『おはよう。』


麻美が私に声をかけて、手招きしている。


『どうしたの?』


麻美の方に向かうと、ガシッと手首を掴まれ給湯室へと連れていかれた。
< 20 / 249 >

この作品をシェア

pagetop