海と空の繋がり


『ちょっと、麻美?』


麻美はチラチラと周りを見て、人がいないのを確認すると小声で話出す。


「私、企画の小宮山くんとヤッちゃった。」

『えっ?』


どういう事だ?


話についていけない…。


「あの日、2次会行ったとこまでは何とか記憶あるんだけど、その後の記憶がなくて。朝起きたら小宮山くんと居たの。」


麻美は一気に話し終えると、はぁっとため息をついた。


その顔からは、後悔が滲みでている。
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