海と空の繋がり


こっちで生活していたアパートの荷物をまとめ、あの街に行ったのはそれから3日後の事だった。


新しく生活するアパートに荷物を運び終わった後、私は早速海に向かった。


真っ青な空と穏やかな波の海。


あの頃とは全く変わっていない。


最後に来たのは、私が空に別れを告げた時。


あれ以来来てなかったから、この潮風が懐かしい。


十分、空と海を満喫して家に帰ろうと歩いていると、


「海ちゃん?」

『店長!』


私が以前働いていたパン屋の店長と会った。
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